いつ帰れるんだろう・・・
毎日必死に頑張って目の前の作業に取り掛かる
どうすればお客様のため会社のためになるのか、どうすれば一緒に働いてくれている人たちと友好な関係を気づけるのだろうか・・・
必死に頑張っていると徐々に仕事が落ち着いてきた
優秀な人が入ってきたからだろうか
いや人はむしろ減った・・・
あれじゃあなぜ落ち着いてきたのだろう・・・
答えは簡単だった
信用をなくし、仕事量が減ったからだ
口うるさい、親会社のお偉方も、文句ばかりの取引先もどんどんいなくなっていった・・・
気づけばホワイト企業だ！！なんと定時に帰れる！！！
素晴らしいではないか！！！
みんなが見ている視線の先はどうしたら仕事が効率的に終わるか、どうすればクレームを減らし満足していただけるのか・・・いや時計だ
だって定時で帰れるのだから
みんな時計を見ている、あとどのくらいで休憩の時間だよ、帰る時間だよ・・・
あそこの時計４分も進んでる、向こうの時計は２分遅れてるんだよね・・・
私も時計を見るようになった、ふと自分を俯瞰的にみるようになった・・・
きっと今でもあの会社はホワイト企業としてやっているのだろう
お客様とのニーズ、取引先との関係のズレよりきっと
時計の針のズレを気にして
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